痔ろう体験記 Vol.6
こんにちは、杏です。
それでは今回はとうとうやってきた“手術入院”について書いていきたいと思います♪
痔瘻根治術【括約筋温存術(くりぬき法)】
入院の記録
今回のスケジュールはざっとこんな感じでした。
手術入院予定期間1週間
初日:午後病院へ
2日目:手術当日
3日目〜6日目:術後療養/毎日診察
7日目:退院
初日
夕方にオリエンテーションのような時間があり、
翌日手術を受ける方数人と一緒に説明を受けました。
その際、ご年配の女性がいらして声をかけてくださり少し会話をしました。
私はてっきりここにいる方は皆同じような病名の方と思っていたのですが、
その方はいわゆるお尻の病気ではなく、「お尻に近い位置に粉瘤?のような出来物ができてしまいそれを切除する手術」との事でした。
そういう手術や処置も肛門科でやるんですね。
実際にお尻専門の病棟に入院していても病名は様々なんだなーと再認識。
そのご年配の女性の方はとっても上品な可愛らいしい方で、「すごく不安だったけど、お話しできて良かったわ。」って言ってくださり、みんな不安と少しの恥ずかしさを持ってここにいるんだなーって一緒なんだなって共感し合えたことに私も少し気持ちが安らぎました。
そして、術前準備として夜、下剤を飲むよう指示があり下剤を。
(あ、夜だったかな?当日だったかはすみませんうろ覚えです)
これ飲むのが結構大変だった気がします。
そしていよいよ明日は手術当日を迎えます。
予定は午前中。でも、手術時間は予想外のこともあるためあくまで予定ですとのこと。
手術当日
予定時間の数時間前に両親が付き添いに来てくれました。ありがたい。
不安もあるけど、きっとこういう時って、本人よりも見守ってくれる心から心配してくれてる人の方がどうしようもない不安感なのかなと思って、私はできるだけ気丈にいようと。その方が自分自身も強くいれる気がしました。
そして名前を呼ばれ、いよいよです。
病室から手術室までは看護師さんと歩いていきました。
点滴?に繋がれ、手術室前で時を待ちます。
手術室では今まさに違う誰かが手術を受けている状況。
なんとも言えない緊張感がありました。
そして手術が終わった方がタンカーに乗って退出されて、どこがぐったりされてる様子に見えました。より一層不安が増したというか。。。
私、実は多少トラウマがあり、閉塞感や身動きが取れない状況でパニックになった経験があり、それも不安要素の一つでした。
もちろん事前に看護師さんと医師に伝えてありますが、予期せぬ事態を想像してしまうとどうしても不安に負けそうになります。でも、ここまで来たら医師と看護師さんを信じて、自分も手術成功に少しでも貢献できるよう気持ちのコンディションを整えることに集中しました。
そして、名前が呼ばれとうとう私の順番がやってきました。
手術室に入り支持された姿勢でうつ伏せになり、背中?に麻酔を打たれます。
この麻酔を打つ時が痛いという記事をいくつか見ましたが、私の場合はそんなに痛くなかった印象でした。
それよりも、麻酔の効きが悪かったようで手術開始と当時に痛みを感じたので「もう始まってますか?痛いです笑」と伝え、麻酔を追加してもらいました笑
あれは、冷や汗ものでした笑
そして、無事に麻酔が効いてからは痛みは一切なく、皮膚がやけるようなにおいがしてきて「あー今手術してるんだ、、、」と不思議な感じでした。
そして、15分ほどで終了。緊張感から解放されてホッとしました。
先生が「予想していたよりも、しっかりとした複雑な瘻管ができていた。取り除けたけど、ちょっと様子見が必要かもしれない、、、。多分大丈夫だと思うけど。」と。
手術前に先生から「実際に見てみて、くり抜き方で無理な場合はシートン法になるかもしれない。できるだけくり抜き法で出来るよう努力します」と言われていました。
なので、先生もなるべくくり抜き法で完結できるよう努力してくださったんだと思います。
思っていたよりも少し複雑化してしまっていたという事実に、完治までスムーズに進むのかと不安が湧いてきましたが、こればっかりは様子を見るしかありません。
ひとまず、手術は無事に終わり、タンカーに乗って病室へ戻りました。
戻った私を迎えてくれた両親からは疲労感と安堵感が漂っていました。
おそらく想像以上に無事を願って待っていてくれたんだと思い、感謝です。
それでは今回はここまで。
次回は術後の状況を書いていきたいと思います。
だんだんブログの書き方等統一感がなくなってきていますが悪しからず笑
それでは、Ciao❤︎